かわいいとおいしい

そのために生きている

29w2d

逆子になった。これまで特に心配もかけずにわんぱくに育ってきた我が子に、ついにトラブルが……!と変にワクワクしたのは記録に残しておきたい。28w0d、いわゆる妊娠後期の初日の健診でうっかり逆子になってしまってた我が子に、いつもは穏やかな表情の先生もわかりやすく顔を曇らせていた。「逆子体操をしましょうねー」と教えられるがままに四つん這いになり、「とりあえず毎日やりましょう」と言われたのでさっそくその夜からやってみたのだが、これが本当に想像していたよりずっとずっときつくて大変だ。エッセイや体験記で逆子体操についても目にしてきたが、その度に辛そうな様子を見ながら「こんなにつらいものだろうか?」と呑気に考えていたあの日の私に言いたい。つらい。きつい。痛い。考えてみてもほしいのだが、そもそもお腹が規格外に大きくなり、出てきて、日常生活でも不便を感じつつあるのに、この腹を重力の力でさらに下に引っ張ろうとするのだから重いしきついし痛くないわけがないのだ。しかも翌日には謎の箇所を伸ばした筋肉痛がついてくる。申し訳ないが毎日続けるのは厳しいと判断した。そもそもなんとなく蹴る位置が変わった気もするので、これは戻ったのでは?と淡い期待を抱いている。しかし胎動が激しく、いまだにぐるんぐるんとしている節もあり、もはやどちら向きでも良いかな……自分が好きな方向なら……と早くも放任主義を醸し出しているところだ。

8ヶ月に入り、ついにどこからどうみても妊婦のような見た目になってきて、職場でも「お腹大きくなったねー」と声をかけてもらうことが増えた。ゴールデンウィーク前を持って休み前最後の出社となり、その後は3週間ほど有給を消化してからの産休突入となるのだが、厳密に産休だけとるとなると、あと1ヶ月は働かなくてはならないのかと思うと少し気が遠くなる。これからも大きくなるお腹でそろそろ通勤がつらくてしかたない。そもそもこんな状態で通勤している人を私はあまり見ないので、初期に見たマタニティマークをつけた女性たちはどこに行ってしまったのだろうかとたまに不安に思う。通勤電車に乗ると「こんな状態で?」という視線を感じることもある(考えすぎだろう)が、そもそもギリギリまで働こうと思ったらあと1ヶ月は乗るんだぞ…この電車に…と考えると複雑な気持ちになる。まぁなにはともあれ私は幸いにも特に大きなトラブルも起こさずに休みに入れそうなので、その点は安心している。あとはわんぱくか我が子の頭の位置がはやく固定されると良いなぁとぼんやり願っている。