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ついに『わかっているのにごめんね』が完成した~カントリー・ガールズ バレンタインイベント 「CG VD ~S.C.N~」イベントVを観て

私が世界で一番愛しているアイドルグループ、カントリー・ガールズが今年の2月に行なったバレンタインイベント「CG VD~S.C.N~」が映像化したのでさっそく購入しました。

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カントリー・ガールズは昨年より新体制として学業を優先にする専任組と、ハロープロジェクトの他のグループに兼任移籍してアイドル活動を優先にする兼任組にわかれているので、グループとしての活動はハロープロジェクトの合同コンサート(年2回)と単独イベント(およそ年3回)とかなり限られていて、このイベントのチケットも高騰したようです。もっと活動すればいいのに。

私は昨年11月のイベントには這うようにして参加し(妊娠初期だった)、2月のイベントが知らされたときも「多分無理……」と諦めていたので、こうして映像化していただけただけでも有り難やという感じだったのですが、一般流通に乗らないのはやっぱり切ないですね。買わないことには始まらないので買うんですけど。事務所への意思表示として買うんですけど。

さて、そういうわけで世間は6/12に行われたカントリー・ガールズ新体制後3回目のイベント『皆好き!』で賑わっている中、周回遅れ感は否めないですが、『S.C.N』を観て思ったことをまとめておこうと思います。


カントリー・ガールズ DVD MAGAZINE Vol.12 CM

昨年11月に行われた新体制後初のイベント『みんな元気してた?』(タイトル煽りがひどすぎる)では、メンバー自身も複雑な心境を隠しきれておらず、特に兼任組の3人に関しては、最後のMCやパフォーマンス中に涙する様子も見られました。専任組がニコニコしていたのが救い。事務所様はこういうことがしたかったんでしょうか?

今風にいうとあまりに人工的なエモさ。これがしんどくて実は購入したDVDもリピートして見ることができていないのですが、『S.C.N』では昇華されたのか、晴れ晴れとした5人の姿を見ることができてほっとしました。個人的にはアイドルの涙にぐっとくるタイプではあるものの、彼女たちが引き継いだ嗣永桃子の「人を感動させたいなら自分は泣いてはいけない」という教えは、あながち間違っていないのかもしれないと改めて考えさせられました。

なので、今回のイベントVは全体的にカントリー・ガールズのパフォーマンスの素晴らしさ、計算されたMCクオリティの高さが無理をせずに楽しめるような作品になっています。このブログでは1曲1曲の感想を書いたりするつもりはなくて、その中でも1つ印象に残った曲があったので、その曲について振り返ってみたいと思います。

カントリー・ガールズの2枚めのシングル曲『わかっているのにごめんね』です。


カントリー・ガールズ『わかっているのにごめんね』(Country Girls[I know but I'm sorry])(Promotion Edit.)

カントリー・ガールズの歴史は波乱万丈で、大絶賛されたファーストシングル『愛おしくってごめんね』で彗星のごとくヲタクの心を奪っていったエース・島村嬉唄が活動期間半年あまりで脱退してしまうという大事件が起きます。その頃のハロプロは、ヲタクだけでなくメンバーすら「うたちゃんうたちゃん」とうたちゃんを持ち上げていたので、この衝撃は凄まじいものでした。むしろ他の子ってどんな子たちだっけ?ぐらいの印象だった記憶があります。そんな中で発表された2枚めのシングルは、『愛おしくってごめんね』につづく『ごめんね』縛りで、完全に呪縛から逃れられないといったような印象を与えました。しかもまぁこの曲、クセがすごい。いきなりセリフから始まり、小コントを挟みながら展開し、最後ももちろんセリフで終わります。「かわいいだけでなんとかなる、か?」というコンセプトを体現するかのような1曲めからのギャップは大きかったです。『愛ごめ』から期待していたけど、離れたという人も多かったはず(当社比)。

そんな『わかっているのにごめんね』の何がそんなに引っかかったかというと、小芝居の複雑さだったと思います。森戸知沙希・小関舞の男女コンビ、山木梨沙稲場愛香の同級生コンビまでは良かったのかもしれない。嗣永桃子の謎のおばあちゃん姿に当時のヲタクはどんな気持ちで受け止めればいいのか戸惑ってしまったのでした。個人的には「うたちゃんがいた場合」の想像もして、まったくイメージが沸かずどこか消化不良な気持ちになったりもしました。そんなヲタクの不安な気持ちをよそに、『わかごめ』はカントリー・ガールズのライブ定番曲としてパフォーマンスされていきます。

2016年には、稲場愛香の卒業、梁川奈々美船木結の加入によって、同級生コンビが3人(山木・梁川・船木)となり、よりややこしい小芝居のパート分けになりました。


カントリーガールズ - わかっているのにごめんね

もともと2人組前提で組まれていた同級生コンビに無理やり3人をねじ込んだかたちになるので、どうにも1人が入りきれていないような印象があり、イマイチだなぁとずっと思っていました。

そんな『わかごめ』が、嗣永桃子の卒業後はじめて、シングル発売時の5人体制になってパフォーマンスされたのが、『S.C.N』でした。


カントリー・ガールズ - わかっているのにごめんね

ハロープロジェクトの公式Youtube番組『アプカミ』では各グループのライブ映像を公開したりするわけですが、『S.C.N』公演後に公開された映像は、当時新曲だった『書いては消してのI love you』ではなく何故か『わかっているのにごめんね』でした。新曲のプロモーションすらも下手くそかと思ったものですが、今回イベントの全編を観て、その理由がわかりました。この曲、今回のイベントで圧倒的に完成度が高いんです。森戸・小関カップルの安定感、梁川・船木の同級生コンビがようやくコンビの枠に収まり、山木がおばあちゃん役に昇華。やっぱりこの曲は5人組が歌うために計算しつくされた曲だったんだと思います。当時嗣永がおばあちゃん役になることによって「いや、確かに年齢離れてるけどそんな露骨に……」と思わせましたが、山木だとその自虐感は薄れました。しかも、これが彼女のバラエティスキルの高さだなぁと思うのですが、セリフが浮いてないんですね。このセリフをこんなに上手に演じられる20歳のハロメンが他にいるでしょうか?

カントリー・ガールズの曲でライブで盛り上がる曲といえば正直『浮気なハニーパイ』『革命チックKISS』など、カントリー娘。時代の曲が多いです。カントリー・ガールズ名義の『妄想リハーサル』なんかもとても盛り上がるのですが、シングル曲ではないということが足かせになります。そんな中、圧倒的に盛り上がる定番曲に『わかっているのにごめんね』はなったんです。オルゴール調の優しいイントロが流れると、とてもほっとするようになりました。これが5人のカントリー・ガールズの完成されたかたち。円周率を叫ぶとき、私はカントリー・ガールズのファンで良かったなぁと思うのです。

34w3d 産休(有給)中の過ごし方

約3週間の有給消化が先週末で終わり、晴れて産前休業に突入した。このあたりの細かな話にどれくらい意味があるのかとも思うが、基本的に産休は出産予定日の6週間前からでもあるので、今回の私のように有給で3週間も長めにとっていると、「産休中なんです~」と伝えたときに相手に伝わる出産予定日がズレてしまったりもするので(そこまで一般的に伝わるものなのかという疑問はあるだろうが、実際に反応されることもある)面倒だが気にしていたところであった。

さらに私の場合、一応有給消化期間中は会社とも連絡がとれるようにしていて、休業前の部署に紐付いた業務内容のトピックスなどには触れられるような状態にしてもらっていた。今週を目処にそれらの連絡手段も整理されていくので、まぁ出産に向けて気持ちを切り替えていくという会社からのメッセージでもあったりする。とはいえ、この3週間、自分でもびっくりするほど会社や仕事のことを考える時間が減り、家事をしつつ、出産や育児を含むこれからのことについて考えることに全キャパシティを振れたなという印象がある。これは想定していたより意外なことで、なるべく仕事のことから離れるためにも意識的にメール等のチェックは少なくするようにしていたし、連絡ツールも緊急を要しない限りは通知がこないように設定していた。そもそも緊急を要する連絡はそんなにこないと予想していたが、それでもどこかで連絡がきてほしいと思ったり、車内の様子を伺って寂しい思いをしたり、、、ということはほぼまったくなく、会社は会社でみんなが頑張っている、私が今全神経を注いで構築すべきは私自身の家庭である、ということが想定していた以上に脳に叩き込まれていたようで、それに従っての3週間を過ごした。

とはいえ、これまでと生活がまったく変わったため、思ったことも含めて記録を残しておこうと思う。まず、休みに入って数日で気付いたのが、私にとっては「予定を立て、記録を残すということが生活のモチベーションになる」ということである。なんの予定もない日々は素晴らしい。基本的に仕事はタスク管理がすべてで、常に何かに縛られるような進め方をしていた私にとって、縛られない日々は自由で素晴らしくもあったけれど、この生活を続けられるほど私のメンタルは自由にできていないことを知った。

日々の生活を送ることは、仕事をしている状態と同じように常にやりたいことが浮かび上がってくる。しかもそのそれぞれに優先度が変わっていて、1時間以内にやらなくてはいけないこと、3日以内にやらなくてはいけないこと、2週間後にやりたいこと、など、さまざまなことが出てくるということに気がついた。これらを日常生活の中でどううまく回していくのか?と最初は戸惑ってしまったが、考えてみれば簡単で、日頃仕事で取り組んでいたように、タスク管理→スケジュール作成という作業をこの生活中も取り入れることにした。

無印良品のクラフトデスクノート(スケジュール)というノートがある。

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仕事をしているときにも1日のスケジュールが時間軸になっている手帳を愛用していたので、このノートを選んだ。一番左のフリースペースに、その週片付けたいことを記入し、実際の予定と合わせて1週間分の予定を組み立てていく。仕事のときと決定的に違うのは、日記的要素も含まれていて、実際にこの時間に何をしたのか、も自分が記したい範囲で記入するようにしている。これはそもそも仕事の場合は確実にスケジュールを立ててからの割り込み業務なども多かったので、いちいち振り返る余裕もなかったが、逆に生活の中で完璧にスケジュールを組むということは難しくて、とはいえ、記録も残らないのはモチベーションが保てないということもあり、そういう風に決めた。

結局私がやりたいのは、記録を残すことがとても好きな私自身がいかに日々の生活を楽しみ、充実した生活を送れるかということなのである。長期の休みに入るのはやはり怖かった。それまで培ったいろいろなものが一旦ストップするだけならともかく、消えてしまうのではないか、なくなるのではないか、という不安は今もないと言ったら嘘になる。

でも、私はこの生活を誇りに思いたいし、どうせなら長い人生の中でおそらく唯一となる専業主婦として過ごすこの2ヶ月間を、私らしい時間にしたいのだ。思惑通り、いまのところ恐れていた孤独感をそこまで感じることもなく、やりたいこととやらなくてはいけないことのバランスを取りながら、満足度の高い生活を送ることができている。ノートをとってまでタスク管理を続けるなんて窮屈な、と思われそうでもあるが、大切なのはどれだけ自分を楽しませられるかということだと思っている。なんの予定もない自由さを謳歌できる人はすればいいし、わざわざ書かなくても決まったスケジュールを滞りなくこなせる人はこなせばいい。ただ、こういう過ごし方も楽しいよね、ということで、私はここに記録しておこうと思う。

32w0d

逆子は治った。引越しも終わった。産休(正確には有給消化)に入った。新しい生活に入って約一週間というところだ。4/28に引っ越して、5/2が最終出社日となり、ゴールデンウィークから休んでいるので、最早働いていた頃のことがあまり思い出せなくなってきている。

新しい生活が始まるのはいくつになっても楽しいもので、新しい町のひとつひとつに新鮮に感動しながら日々を過ごしている。子どもがうまれたら、きっとその比ではなくなるのだろうなぁと思うと、いまから楽しみで楽しみで仕方がない。

ゴールデンウィークは私の両親がこちらに出てきてくれたので、引っ越したばかりの町ではあったものの出来る限りもてなした。母が産後手伝いに来てくれるということもあって1LDKから2LDKの部屋に引っ越したということもあったが、両親に宿を提供できるというのは、ある程度成長を見せられたようで誇らしかった。自分に子どもができてから、自分がいかに両親に大切にされてきたか、愛されてきたかを感じるようになった。今回の休みも、もうすぐおじいちゃんおばあちゃんになる両親の喜びが伝わってきて、とても誇らしかったし、自分の肩書きが『子ども』のみでいられるのもあと少しなのだなと思うと、少しさみしいような気もした。帰り際に父が「これから大変だけど、すごく楽しいよ」と言ったとき、何故だかとても泣きたくなった。何があっても母子健康に、はやく顔を見せてあげたいなと心から思った。

さて、産休中にしたかったことで入院準備とベビー用品準備があるのだが、ようやっとそれらが進んできて、ほっとしている。むしろすることがなくなってしまったらどうしようかと悩んでいたものだが、案外毎日予定(やりたいこと)があって、穏やかではあるものの、穏やかな日々がこれまた新鮮で楽しかったりする。そもそも『穏やかに過ごす』ということ自体が尊いもので、ゆっくり家事をしたり、これまでできなかったことに取り組める心の余裕が大事だなと感じる。きっと子どもがうまれたらそれどころでなくなるのだろうけど、基本的に健康な生活を送れているので、今の時間を大切に大切に過ごしていきたい。

29w2d

逆子になった。これまで特に心配もかけずにわんぱくに育ってきた我が子に、ついにトラブルが……!と変にワクワクしたのは記録に残しておきたい。28w0d、いわゆる妊娠後期の初日の健診でうっかり逆子になってしまってた我が子に、いつもは穏やかな表情の先生もわかりやすく顔を曇らせていた。「逆子体操をしましょうねー」と教えられるがままに四つん這いになり、「とりあえず毎日やりましょう」と言われたのでさっそくその夜からやってみたのだが、これが本当に想像していたよりずっとずっときつくて大変だ。エッセイや体験記で逆子体操についても目にしてきたが、その度に辛そうな様子を見ながら「こんなにつらいものだろうか?」と呑気に考えていたあの日の私に言いたい。つらい。きつい。痛い。考えてみてもほしいのだが、そもそもお腹が規格外に大きくなり、出てきて、日常生活でも不便を感じつつあるのに、この腹を重力の力でさらに下に引っ張ろうとするのだから重いしきついし痛くないわけがないのだ。しかも翌日には謎の箇所を伸ばした筋肉痛がついてくる。申し訳ないが毎日続けるのは厳しいと判断した。そもそもなんとなく蹴る位置が変わった気もするので、これは戻ったのでは?と淡い期待を抱いている。しかし胎動が激しく、いまだにぐるんぐるんとしている節もあり、もはやどちら向きでも良いかな……自分が好きな方向なら……と早くも放任主義を醸し出しているところだ。

8ヶ月に入り、ついにどこからどうみても妊婦のような見た目になってきて、職場でも「お腹大きくなったねー」と声をかけてもらうことが増えた。ゴールデンウィーク前を持って休み前最後の出社となり、その後は3週間ほど有給を消化してからの産休突入となるのだが、厳密に産休だけとるとなると、あと1ヶ月は働かなくてはならないのかと思うと少し気が遠くなる。これからも大きくなるお腹でそろそろ通勤がつらくてしかたない。そもそもこんな状態で通勤している人を私はあまり見ないので、初期に見たマタニティマークをつけた女性たちはどこに行ってしまったのだろうかとたまに不安に思う。通勤電車に乗ると「こんな状態で?」という視線を感じることもある(考えすぎだろう)が、そもそもギリギリまで働こうと思ったらあと1ヶ月は乗るんだぞ…この電車に…と考えると複雑な気持ちになる。まぁなにはともあれ私は幸いにも特に大きなトラブルも起こさずに休みに入れそうなので、その点は安心している。あとはわんぱくか我が子の頭の位置がはやく固定されると良いなぁとぼんやり願っている。

27w2d

引っ越すことに決めた。前のブログで「山手線の内側でうまれることに…」とか言っておいてアレなのだが、いろいろと真剣に考えた結果、いまの大好きな街から少し離れた場所を選ぶことにしたのである。とはいえ、場所を説明すると私たち夫婦が譲れなかったものがなんとなく伝わるくらいの距離感ではあるのだが。

一番は子育ての環境を真剣に考えたことにある。今住んでいる家はワンフロア一世帯という隣の部屋問題には悩まされない物件ではあったのだが、鉄骨製で上下の足音が非常に響く。泣き声は大丈夫かと思っても見たが、そもそも1LDKの間取りが限界かと思うところもあり、子どもが歩き出すより前には引っ越さねばならないとは思っていたのだ。また、今の地域の保育園事情も気になった。両親学級でも激戦だという話は聞くし、少し移動すれば保育園環境の良い区ばかりに囲まれているのに、文京区にそこまでこだわる必要があるのだろうかとも考えてしまい、なんなら産後の秋に引っ越せないだろうかと考え始めるしまつ。それなのに、結婚を機に引っ越してきたものだから、もうすぐ更新の時期がやってくる。はたとこのままで良いものかと考えてみたときに、更新料を払って、秋頃の産後引越し???となり、冷静に今の資金状況など考えてみたら、むしろいまが一番良いタイミングなのではと思ったというわけだ。

そこからははやくて、3月末という繁忙期で不動産屋には半ば呆れられながらも、何軒かめぐり、内見も行い、これはという物件を見つけることができたので、めでたく契約ということになったのである。ほんの2週間前は考えていたなかったのに、もう2週間後には引っ越すのかと思うと不思議な気分ではあるが、まぁこれまでの人生を振り返るとこんなものかなとも思う。

しかし環境が変わるというのは不安もあるが私の場合ワクワクも大きい。基本的に飽き性なので、単純に引っ越しが好きだというのも大きいが、特に今回の引っ越しは間取りも広くなり、環境も合いそうな気がするので、端的にいうと浮かれている。浮かれすぎて引越しの準備に精を出しすぎないようにだけ、気をつけたいものである。

 

25w2d

7ヶ月健診を控えた朝方、尿意で目が覚めた。お腹が大きくなるに連れて頻尿を自覚していたので、「いつものことか…」と面倒にも感じながらベッドから起き上がり、トイレに行き、またベッドに戻ってくる。ふと違和感に気づく。「股が…痛い……」股の先(どう表現していいのかわからない)がなんともいいようのないシクシクとした痛みを訴えている。心当たりがあるのは膀胱炎。女性ならお馴染みの、妊婦なら定番の病気である。そもそも私はよく尿意を我慢して膀胱を鍛えているのだけど、膀胱炎になったことはなく、ついでに便秘とも無縁の平和なトイレ生活を送ってきた。その私がついに膀胱炎……?やだ妊婦の免疫力なめてた……と、すでにインフルエンザにもかかっているのに呑気に考えたって痛みは消えない。結局朝方まで残り3時間を熟睡することもできず、健診へ向かうこととなった。

待ち時間も少なく、先生も目を見て話をしてくれるとても良い病院なのだが、「何か気になることありますか?」といういつもは私が答えない質問に「実は…」と膀胱の異常を伝えると、さっと顔色が変わって「じゃあ調べてみますね」とあれよあれよとしているうちに「膀胱炎ですね……」と確定宣告された。とにかく抗生物質を飲みきることと、水分をたくさんとること、そして意外だったのだけど頻尿すぎるので1時間は溜めてから出すように、ということを言われ帰宅した。赤ちゃんはとても元気だった。

健診は平日の午前だったので、もともとの予定通りに午後から会社に行ったのだけど、夕方ごろから腰に強い痛みを感じるようになってきた。徐々に前側も痛いような気がしてきて、腰周りが痺れるように痛い。いますぐ横になりたい。帰りたいけど痛すぎて動けない。席でうずくまるしかなかった私だが、なんとか波が引いたときに誰もいない会議室に移動して10分ほど横になり、這うようにして会社を出た。しかしここからがまた地獄だった。電車に乗っても激痛。電車を降りても激痛。歩いても激痛。半分泣きながら家に帰り、有給消化中で専業主夫となっている夫氏に一言告げて寝室で横になったのだが、一向に痛みが引かず、ひたすら「膀胱炎 腰痛」「膀胱炎 腹痛」「膀胱炎 から 腎盂炎」など不穏な言葉を検索し続けた。体験したことのない痛みだったので叫んでしまうくらいだったのだが、リビングの夫氏には特に届かなかったらしい。熱が出てきたらまた病院に行くようにと言われていたので、夜間病院の行き方なども一応用意したが、カロナールを飲んだら少しはマシになったので、なんとか強制的に眠りについた。

翌朝起きると、嘘のように痛みが引いて……とまでは行かなかったが、昨日の痛みが遠い昔のように感じる程度には回復したので、そのまま穏やかに休日を過ごした。腰に爆弾を抱えている感じは2日くらい消えなかったものの、1週間経った今はすっかり元気になっている。まぁお腹は大きくなり続けるので物理的な痛みは日に日に増しているのだけど。

ここ数日はまた知識欲が増してきて、産後・産褥のこと、揃えておくべき育児用品のこと、お金のこと、おっぱいマッサージのことなどひとつひとつ順番に知識を摂取している。もともと多方面のことを考えて何かを組み立てるのがヲタクレベルに好きなので、ハマるとなかなかやめられない。昨日は両親学級に行き、高まった足取りで西松屋もチェックしてきた。夫氏の家事力も育児への予習も順調に進んでいるので、その話はまた後日。

 

東大附属病院の和痛分娩クラスを受けてきた

我が家の近所の産婦人科では妊婦健診はしてくれるけど分娩はできないので、セミオープン連携している東大附属病院で分娩予定である。妊娠6ヶ月の健診で一度東大で診てもらって、だいたい34〜36週まではまた地元の病院で診てもらえる。個人的には地元の病院がすごく好きなのと、当たり前だけど近いのでその恩恵にあずかっているが、うっかり東大病院に診てもらった前回の待ち時間(予約していたものの1時間以上待った)に慄き、セミオープンシステムさまさまである。

分娩予約戦争に負けたので分娩予約制限をしていない東大附属以外ほぼ選択肢がなかったのだが、もともと気になっていた理由が「無痛分娩(和痛分娩)をしているから」というところも大きくて。東大附属はただでさえ分娩費用が高くてつらいのだが、どうせ高いなら開き直って恩恵にあずかりたいな…ということもあり、本格的に和痛分娩を視野に入れていた。

東大病院の和痛分娩はすべて計画分娩ということで、里帰りをせずに母親が故郷から1週間ほど休みを取って来てくれるという身としては、なるべく計画的にうめると都合がいいか〜とも思っていたのだが、あらためて調べてみると「和痛分娩は良いけど、計画分娩(とくに初産)はどうか?」という医学的指摘があることを知った。

 

無痛分娩のすすめ

無痛分娩のすすめ

 

 

痛くないお産麻酔分娩がよ~くわかる本―周産期専門の麻酔科医に聞く

痛くないお産麻酔分娩がよ~くわかる本―周産期専門の麻酔科医に聞く

 

 

我が家は二人とも実家が遠方だし、基本的に二人で育てていかなくてはいけないこともあるので、体力的な不安から基本的には和痛分娩にしたいものの、初産の計画分娩自体がどうなのか…という不安が出てきてしまってからは、今回は諦めたほうがいいのかなぁなんてことを考えていたところで、ちょうど和痛分娩クラスの機会がやってきた。

東大附属はクラスを受けて同意書を出さないと和痛分娩にできないので、気持ちは定まっていなくても、とりあえず興味があるなら聞いておいたほうがいいと思う。受講料は2,160円。旦那さんも参加可能で、料金は変わらない。

3月は休みを取りやすいのか、60名くらいが入る教室にいっぱいいっぱいの人が入っていた。驚いたのは男の人の多さ。1/3以上は夫婦で参加していたように見えた。今回はギリギリ椅子が足りていたが、足りなかったら当然妊婦さん優先なので、とくに若いうちの夫氏は「席足りなかったら立たなきゃ」という使命感に燃えていた。

クラスでは、硬膜外麻酔に関する基本的なこと、計画分娩について、それらのリスクなどを産科の先生がスライドをもってサクサクと説明してくれる。スライドは配られていて、ときおりメモをしたりしながら聞く。この先生の説明がとにかくわかりやすかった。さすがお医者さん、頭が良い…(当たり前)という印象。大学病院の先生というと必要以上にドライな印象もあるが、むしろサクサクした受け答えが印象が良くて安心した。20分近くでスライドの説明は終わり、残り20分くらい質問の時間。わりと活発に質問がされていて面白かった。旦那さんも積極的に質問している。私は費用のことがやはり気になったのだけど、少し気恥ずかしくて聞けなかった。あらためて看護師さんや助産師さんに聞こうと思う。。。

気になっていた計画分娩については、私自身誤解していた部分があって、手術をできる日が決まっていてそこに合わせて陣痛促進剤等を使うのかと思っていたのだが、だいたい37週くらいから子宮口の開きを見ていき、2〜3cmになったら入院日を決め、促進剤を使っていくとのことだった。子宮口もむりやり開くのかと思っていたので、赤ちゃんの意思は…とか少しだけ思っていたのだが、それならあまり気にするまでもないかなぁという気になった。残るは費用のみ。ちなみにだいたい平均プラス10万とのこと。東大附属はそもそも元値が70万超えるので、もはや誤差のような気がしてくる(こわい)。

夫氏はもともと私がしたいように、ということなので、やっぱり選べるなら和痛分娩にしたいなと思った。麻酔によって痛みは収まるもののスムーズに出産するためには上手に力む必要があるとのことなので、どちらにしても上手にうめるように努力はしておこうと思った。とても良い経験だった。

ちなみに、受講料の支払いは普通に総合受付の支払機で行うので、受付はする必要があるらしい。ママノートには直接会場に来いと書いてあったように見えたので直接行ったが、事前に受付を済ませてそのまま最後に支払うということもできるみたい。まぁ直接行っても「帰りに受付で支払い票もらってくださいね〜」と言われるだけなんだけど。普段が大学病院通いじゃないのでなかなかシステムに慣れない。あの極限までシステム化された受付は、ちょっと面白くはあるんだけども。